1月30日(日)大府市愛三文化会館にて
「おおぶ映画祭2022 プレイベント3回目」が開催されました。
9月25日をプレイベントの一回目として
11月7日(日)に2回目を
1月30日(日)に全3回のプレイベントを開催。
本祭は2022年の3月19日(土)と20日(日)開催です!!
2月14日〜チケットも販売します(お値段は一日券1000円)
3月の本祭はどんな作品が並ぶのか・・・
ドキドキします。
そして、本祭の時は映画上映後
監督さんや、出演者の皆さんにご登壇頂きトークセッションもあります
なので、見終わった後にそのまま作品の話を聞けるのも魅力!
映画というと、ショッピングモールとかの映画館を想像する方が多いと思います。
この大府映画祭は「インディペンデント系」の「自主映画」と呼ばれる映画です。
スポンサーの意向などが内容に影響される商業映画とは違って
監督自ら伝えたいメッセージをストレートに込めた作品です。
このおおぶ映画祭では「映画の可能性」をテーマに自主映画を募集していて
毎年様々な価値観をもった見ごたえのある自主映画が揃います
ちなみに
2022年の作品も募集を行い、過去最高の応募があったそうです!
どんな作品が上映されるか楽しみです。
おおぶ映画祭HP
1月30日に行われたプレイベント3回目は
5作品が上映されました。
健太郎さん/高木駿輝監督
消しかすの花/小池匠監督
捨てといて捨てないで/山口森広監督
かく恋慕/菱沼康介監督
LOST PROPERTY OFFICE/Daniel Agdag監督
2018年 セントキルダ映画祭(オーストラリア) 短編部門・アニメーション部門 最優秀賞作品。
※セントキルダ映画祭
大府市と姉妹都市提携を結んでいるのがオーストラリアのポートフィリップ
そこで毎年開催される、オーストラリア最大で最も老舗の映画祭です。
大府市の姉妹都市の関係で交流を続けていて、今年5月の「2021セントキルダ映画祭」で
昨年9月に開催した「おおぶ映画祭2020」のセレクト10作品のオンライン上映も実現。
ネタバレしてしまうといけないので映画の詳しい内容は伏せて
個人的な感想みたいなものを、、
僕自身、映画は邦画が好きで、昔役者に憧れて色々とレッスンを受けていた時期もあり
(そもそも役者です!と言えるような技術もなかったかもしれませんが)
映画はその時から色々と見ていました。(今でも映画ノートつけてます)
個人的にこの映画祭と出会って感じたのは
「何回も見たい1本と出逢わせてくれる。」
言い換えれば、1回では全てはわからないということでもあります。
例えばAさんとBさんが2人いて
Aさんはこの作品のラストシーンはハッピーなラストだと思った
でもBさんは悲しいラストだと思った
もうこれだけで2人の価値観と見方が違うわけです。
なぜそう感じたのかは、いろんな要素が絡んでそう認識したのだと思いますが
今の時点でこの2人ではラストシーンは2種類の解釈ができると言うことになります。
監督さんや演出の方が予めそういう風に意図してる場合もあると思うし
(もっと解釈の場合分けができるように意図しているかもしれない)
意図せず、作品が一人歩きしている場合もあると思います。
AさんとBさんはそこで「え?何で?」とお互いの認識を話し合い
もう一回、AさんはBさんの認識した価値観に寄り添って見てみる
BさんはAさんの認識した価値観に寄り添って見てみる
そしたらきっと全然違って作品が見えるとことが僕自身よくあります。
その時その作品を少しだけ深く理解できた気になりますが
絶対他にも何かあるような気がしてまた見たくなる。
何気ない、セリフの一言が見方によってはこんなに泣ける一言なんだと思ったり
でも劇中の相手のことを思って役者さんはあえて何気なく言葉を発していたり
何気ない1カット、何気ない小道具、しぐさ、などなど
直接的な時もあるし、メタファーな時もあるし・・・
それが本当に深いし面白い。
だからもう1回見たい。。。と思ってしまう。
そんな作品に出会えると思います。
自分だけの大切な1本みたいなやつです・・照
僕自身、映画にキャスト(役者側)で関わらせて頂いた経験もありますが
本祭は色々映画を観た後トークがあります。
トークの中で監督さんや役者さんの視点や撮影側はこんなことを考えているんだと、
その意図なども聞くことができたりと本編以外のところでも「へぇ〜〜」という発見があります。
ぜひ少しでも気になった方、3月19日20日
おおぶ映画祭本祭にお越しください!