3月15日(土)16日(日)

愛三文化会館もちのきホールにて

 

おおぶ映画祭2025

〜揺れるココロ ブレない想い

ずっと好きになる映画祭〜

MCを務めました。

 

 

 

里中にとって「おおぶ映画祭」は

2021年の

「おおぶ映画祭2021」から

MCとして関わらせて頂き

今年でなんと5回目!!

 

 

 

皆さんが「映画館」

というと思い浮かべるのは

イオンシネマとかTOHOシネマズや

ミッドランドシネマのような

シネコンの映画館だと思います。

(シネコンとは、1つの映画館に

複数スクリーンを持つ大型映画館のこと)

 

 

 

このおおぶ映画祭は

インディペンデント映画

というカテゴリ。

 

 

 

おおぶ映画祭の面白いのは

上映後に監督さんや役者さんに

舞台に登壇頂き、トークをするところ。

 

 

 

映画の中身や、出来上がるまでの

裏話や、解釈など様々な観点から

面白いお話を今回も聞けました。

 

 

 

おおぶ映画祭は

映画の解釈(見方)が

人それぞれ解釈が違う

多面的に見える作品が多いです。

 

 

 

2日間の映画祭の冒頭で

↓の例を出しました。

 

 

例えば、ラストシーンに

笑顔で終わるシーンで

エンドロールが流れて終わる映画

があったとして

 

 

 

Aさんは

ハッピーエンド

Bさんは

バッドエンド

と人によって解釈(見方)が分かれる作品

がおおぶ映画祭では多いです。

 

 

 

どちらが正解でどちらが間違いとかを

言いたいわけでなく。

AさんのがBさんの見方を知り

BさんがAさんの見方を知り

お互いがその視点で

もう1度その映画を見たり振り返ってみると

全く違う景色をかんじることができます。

 

 

 

解釈(見方)をシェアや比較をして

新たな発見に繋がる

そんな体験になるといいなぁ。

 

 

 

そんなことを思いながら

来てくださった皆さんの解釈の

比較やシェアの材料になるように

個人的な考察なども交えながら

監督さんや出演者の皆さん

スタッフの皆さんと

トークをさせて頂きました。

 

 

 

自分の意見ばかりだと

押し付けがましくなって

鬱陶しくなるし

守りに入りすぎると

トークに面白みがなくなる。

 

 

 

その絶妙なラインがどこなのか

と思いながら

トークをしておりました。

 

 

 

皆さまに不快感なく

楽しんでいただけていたら

幸いです。

 

 

 

なので、おおぶ映画祭は

「見て終わり」ではなく

見てから他の人と語り合ったり

上映後のトークの中で

自分の解釈と照らし合わせたり

「見てからがはじまり」

になるといいなぁと思います。

 

 

 

今年も素敵な作品ばかりでした。

 

15日(土)は

たまには蜂蜜を/邉拓耶 監督

ラストオーダー/乙木勇人 監督

あいのかたち/相馬衣璃奈 監督

ふたりの吉田/岡田奈津美 監督

お母さんごっこ/三浦賢太郎 監督

 

 

 

16日(日)は

フューチャ!フューチャー!/山本ヨシヒコ 監督

遠く離れて/黒田晋平 監督

炎色反応/堤真矢 監督

だめだし/野田麗未 監督

コミュニティムービー「30」/鈴木七沖 監督

 

 

 

そして招待作品

忘れっぽいハムレット

katele(mudskipper)

ワークショップのイベントも。

 

 

 

自分にない解釈や価値観に触れることで

映画の見方の視点が増えたり

自分自身の価値観が

ちょっとアップデートされる

ような気がします。

 

 

 

映画っていいな。

この2日間を終えると

いつもそう思うのでした。

 

 

 

 

 

 

各作品の

監督さん

出演者の皆さん

スタッフの皆さん

映画祭に関わる皆さん

そして見に来てくださった皆さん

ありがとうございました!

 

 

 

→おおぶ映画祭HP